インデックス投資vs高配当株投資 あなたに合った投資法はどっち?

賢いお金の貯め方

中長期の株式投資において、リスクとリターンのバランスが取れた堅実な投資手法に米国株を中心としたインデックス投資と、配当金による収入を狙う高配当株投資があります。世の中にはさまざまな投資手法がありますが、これから新たに投資を始めようとする人は基本的にこの2つをオススメします。

にむ

私も、米国株のインデックス投資と、米国・日本株の高配当株投資を組み合わせた投資スタイルをとっています。

ただし、インデックス投資と高配当株投資のどちらがオススメかと聞かれると、これは一概には答えられません。どちらも甲乙つけがたい、優秀な投資手法だと私は考えています。

にむ

インデックス投資が適している人もいれば、高配当株投資が適している人もいます。あなたの投資の目的によって変わるので、この記事を読んで自分に合った投資手法を考えてみてください。

それではまずはインデックス投資と高配当株投資のそれぞれの手法について説明していきます。

スポンサーリンク

インデックス投資とは

インデックス投資とは、日経平均やTOPIX、S&P500、ダウ平均のような株価指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資方法のことです。例えば、日経平均が5%上昇したら、自分の資産も同じく5%上昇するような投資方法です。

https://myindex.jp/study/index_about.html

インデックス投資を行うにはインデックスファンド(投資信託)を買えばOKです。インデックスファンドは、連動を目指す株価指数を構成する企業の株式をパッケージでまとめて取引できる投資商品です。インデックス投資を行うときに気にすべきポイントは3点です。

  1. ベンチマークとする株式指数の種類
  2. ベンチマークとする株式指数との乖離が小さいこと
  3. 手数料が安いこと

最も重要なのが1ですが、基本的には米国のS&P500を選ぶのが定番です。好みですが、よりリスクを抑えるには全世界株式という選択肢もあります。

2については、純資産額が大きいファンドであればそこまで気にする必要はありませんが、過去の基準価格の推移を見て、ベンチマークとする株式指数に乖離なく連動していることを念のため確認しておきましょう。

そして最後は手数料です。インデックスファンドはもともと手数料が安いものが多いですが、例えばS&P500をベンチマークとする投資信託は複数あり、それぞれ手数料が異なります。同じ指数に連動するため運用成績に違いが生まれることはほとんどありませんので、手数料が一番安いファンドを選ぶのが賢明です

にむ

ちなみにインデックスファンドの反対はアクティブファンドと言って、投資のプロが株式指数(市場平均)より高い利回りを目指して運用するよ。

にむ

でもその分手数料が高いし、プロが運用するといっても結局市場平均(インデックスファンド)の運用成績に負けちゃうことが多いんだ。

高配当株投資とは

高配当株投資とは、読んで字のごとく、高い配当を受け取ることを目指した投資手法です。配当とは、企業の利益を、オーナーである株主に支払うことです。つまり、配当をより多く出してくれる企業に投資するのが高配当株投資です。

配当を多く出してくれる企業ってどんな企業なの?

にむ

良い質問だね。高配当の企業には、事業が成熟した大企業が多いよ。

企業があげた利益の行先は大雑把に言うと内部留保配当の2種類しかありません。よく誤解されますが、内部留保には新事業などへの投資なども含まれます。成長著しい企業は、配当で直接株主に還元するよりも事業を成長させて将来の利益を拡大させることの方が株主のメリットが大きいですから、配当をほとんど出さずに利益を内部留保に回し、事業の拡大に投資することが多いです。

にむ

逆に言うと、事業の成長性がなくなった成熟企業が、事業への投資を減らす代わりに配当で株主に還元しているんだね。

高配当株投資も、インデックス投資と同様に複数の企業に分散することが原則となります。特定の企業や特定の業界の業績不振や株価下落のリスクを軽減するためです。しかしインデックス投資のように、適切なファンドを1つ保有すればよい、というわけにはいきません。米国高配当株のファンドとしてはVYMやSPYDのような購入を検討する余地があるものがありますが、日本株には適切なファンドがないため、自分でポートフォリオを作成する必要があります

にむ

ポートフォリオとは、運用する商品の組み合わせのことだよ。

高配当株投資を行うときに気を付けるべきポイントは3点です。

  1. 配当利回りが高い
  2. 将来の増配余力がある(連続増配、配当性向、業績推移など)
  3. 株価が割安である(PER、PBRなど)

配当利回りとは、 株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値です。株価が1000円で年間の1株あたり配当金が50円の場合、配当利回りは5.0%です。日本企業で配当利回りが高い代表的な企業として日本たばこ産業(JT)があります。2019年12月31日時点で約6.3%です。

にむ

明確な基準はないけど、だいたい配当利回り3%以上が高配当株の目安だよ。

配当は増えることもあれば、減ることもあります。最悪の場合、配当が出なくなること(無配)もあります。高配当株投資において最も避けるべきことは、株を保有している企業が配当を減らしたりやめたりすることです。逆に言えば、株を保有し続けるだけで配当が増えていく状態が理想です。

そのため投資する企業を選ぶ際には、将来にわたって配当を継続し、しかも増配する力があるかどうかを見極める必要があります。そのためには、過去の配当金額の推移や配当性向、業績が好調かどうかなど多角的な視点で企業を分析する必要があります

にむ

配当性向とは、企業の利益のうち配当金に回している割合のことだよ。

加えて、株価が割安かどうかも見極める必要があります。長期にわたり右肩上がりの市場成長を前提とするインデックス投資と違い、高配当株投資は成熟企業への投資です。業績は安定している場合が多いですが、大きな成長は見込めないことが多く、株価は横ばいか下落しやすい傾向にあるため、高値で買ってしまうと、永久に含み損を抱えてしまうことになりかねません。

株価が割安かどうかを判断する指標はたくさんありますが、正確に言い当てられるものはありません。この数字とこの数字を見たらいい!という簡単な戦略もありません。こればっかりは、いろんな指標を参考にし、市場の動きを見極め、経験を重ねて判断していくほかありません。

にむ

割安さを評価する指標はあまりにたくさんあるから、ここでは説明しないよ。

インデックス投資と高配当株投資の比較

5つの観点でインデックス投資と高配当株投資の比較を行いました。

インデックス投資は、長期的な市場全体の成長に投資するというスタンスのため、いつでも始めることができ、一度購入設定すればほとんど手間がかからずに投資することができます。また税金面でメリットがありトータルリターンも高配当株投資と比べ期待できる手法となります。

一方高配当株投資は、買う銘柄・タイミングこそしっかりと見極める必要がありますが、一度購入すれば継続的なキャッシュによる収入が期待でき、投資による利益を実感でき、心や生活が満たされる投資手法と言えます。

あなたはどっちの手法が向いている?

インデックス投資が向いているのは以下のような人です。

  • 老後や子供の教育資金のための資産形成がしたい
  • すぐに使う予定はないけど、とにかくお金を増やしたい
  • 投資にあまり時間や労力を割きたくない

高配当株投資が向いているのは以下のような人です。

  • 生活の質の向上を実感したい
  • 近い将来、会社をセミリタイアしたい。不労所得が欲しい。
  • 企業分析や投資判断に時間を割く余裕がある。

投資において重要なのは手法よりも目的です。何のために投資するのか自分の中にしっかり答えを持っていれば、それに合った手法を選ぶことができるはずです。

にむ

それでもとにかく投資を始めてみたいという初心者の人は、買い方で失敗しにくいインデックス投資がオススメです。

にむ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました